
六三郎:いやぁ~。嬉しいですねぇ。知り合って間もないですけど、共通の趣味を通じてお店まで来ていただけるとは思いませんでしたよ。
義男:え、えぇ。3節連続で儲けさせて頂いたので。久しぶりにお寿司を食べたくなりましてねぇ。改めまして、よろしくお願い致します。
六三郎:流石ですね~!こちらこそ宜しくお願いします。お腹いっぱいにして帰ってくださいね。
義男:え、えぇ。(会釈する義男)
ウチ(鮨 六輪舎)は神田でも有数の老舗でしてね。先代から引き継いで44年のお店になります。
義男:そうですかぁ。実に品がある素敵なお店で緊張してしまいます。
六三郎:はっはっはっ。楽にしてください!
「おまかせ(コース)」でよろしいですか?
義男:え、えぇ。お任せします。よろしくお願いいたします。
六三郎:かしこまりました。社長!お飲み物はビールと日本酒でしたらどちらがよろしいですか??
義男:あ、あ、に、日本酒でお願いします。
六三郎:さすがっ!お目が高い。
1993年から蔵で寝かしている清酒を出させて頂きますね。
義男:え、えぇ。あ、おいくら・・・。
はい!日本酒入りました!
(スタッフに)糞正宗お願いします!
1番さんねー!
義男:!!(く、糞正宗!!)
六三郎:いやぁ。”寿司と鮨”の違いについて強いて言うならば、「寿司」はちらし寿司やいなり寿司といった寿司料理全般に使うことができる表記で、「鮨」は魚編に「旨」と書くことから”旨い寿司”を強調した意味で使わせて頂いてます。
義男:え、えぇ。
六三郎:まぁ、又は、ネタに魚を使っていないものが「寿司」、魚を使ったものが「鮨」と使い分けられている場合もありますけどねー。
義男:へぇー。そうなんですか。競艇とボートレースぐらい違いますねぇ。
六三郎:えっ!?どういった違いがあるんですか??
えっ!?えっ!?
義男:えっ!?あぁ。競艇は”水上の格闘技”でボートレースは”スポーツで食っていく”です。
六三郎:それは違いじゃなくてその時の都合の良いキャッチコピーでしょー。
義男社長はおもしろいなぁ。
へい!糞正宗おまちっ!
義男:あ、ありがとうございます。
で、では!思いつきました!
持ちペラ時代が競艇でチヤホヤされる選手が増えたのがボートレースです。
六三郎:へぇー。新しい視点ですねぇ。まぁ今は昔に比べて情報が多いですからチヤホヤされる選手や、悪目立ちする選手もいるんでしょうね。私は好きな選手はあいにくおりませんのでフラットな目で見てますよ。
義男:いえ、間違えました!
いつなんどきも、自分の信念を持って舟券を握りしめて・・・
熱くなれるのがボートレースです!!
六三郎:それって義男さんの感想ですよね?
義男:あ、いや、その~。はいっ!大好きです!
六三郎:えぇ。私もですよ。大好きですよ。平和島。
義男:も、もちろん!私も平和島の事です!!平和島が大好きです!
そうだ!予想して頭使ったでしょう?もういっちょこれはいかがですか?
義男:な、なんですか?
六三郎:糞正宗をもういっちょ!
義男:・・・。

次回も店内からスタート
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