#130 トランスワードトロフィー~東京・大阪・福岡三都市対抗戦~

鮨六輪舎(すしろくりんしゃ)

大将:へいっ!らっしゃーい!

義男:大将!ご無沙汰しております。

寿司屋の大将(以下:六三郎):あれー?

小山社長じゃないですか?

だいぶ前にぶっ倒れた時以来じゃない?

義男:えぇ。その節はご心配とご迷惑をお掛けしました。



六三郎:いーの。いーの。命に別状無ければまたこうやって会えるんだから!

義男:あ、ありがとうございます。

義男:えっ?(あそこに居るのは、セレスパチャ一朗と大工のケンさんですねぇ。声かけたいですねぇ。)

六三郎:社長!お飲み物いかがですか?

また、ジャパニーズこと日本酒にしますか?

義男:えぇ。お願いします。

六三郎:さすが!社長!

一杯目だけに日本酒ファーストだよな。

へいっ!

お待ちっ。

糞正宗(くそまさむね)です。

義男:ありがとうございます。

六三郎:いや~

今年は格段に暑いっすねー。

魚が早く傷んじゃって大変なんすよ~。

(何かを叩く六三郎)

義男:えぇ。暑いですねぇ。

六三郎:社長!?魚が傷むとは、すなわち、魚の鮮度が落ちて腐敗が進むことなんですわ。腐敗は、主に細菌の働きによって起こり、魚の体液や内臓から臭みが発生し、最終的には食べられない状態になるんですわ。

義男:えぇ。

六三郎:へい!おまちっ!

軽く洗っただけのサザエのきも醤油です!

義男:あっ、ありがとうございます。






六三郎:アレですよ。

ほろ苦い味がアクセントになります。

ほら、舟券で1挺切るとそこが来るじゃないですか?

これは、いわゆるサザエ料理の中でも「流し」の考え方を取り入れた「取りこぼししない美味しさ」を楽しむ事ができるんですよ。

糞正宗とも相性バッチリです。

どうぞっ。

義男:いただきます。

んっ

義男:ん?

こ、これは






(しそだ)

んっ。

義男:(コリコリしてますねぇ)

えぇ。とっても美味しいです。






ふふっ


セレスパチャ一朗:僕はもう競艇や平和島の事なんてまったく見てないので参加しません。

ケン:そうかっ。まぁ、そうだよな!

今日、なんか胡散臭い政治家ヅラした

岸田川とか言うオールインエスケープの社員が演説しててな。

「セレスパチャ一朗が参加する」とか「これはオールインエスケープの未来に影響する戦い」だとか言って参加者募集してたんだよ。

セレスパチャ一朗:ファッ!?

僕、出るなんて言ってないですよ。

オップス!

岸田川さんなんでそんなウソを言うんですか?

ケン:んなもん知らねぇよ。

産まれた時からウソつきなんて居ねえんだから仕事する度にウソついてんだろうよ。

セレスパチャ一朗:オップス!

あそこに居る義男さんに聞きますか?

ケン:そうかっ。

義男なら知ってるだろうな。

セレスパチャ一朗:オップス!

セレスパチャ一朗:エッ?

義男:えぇ。会いたかったですよ。

今度、第二回全日本競艇予想選手権大会が開催されるんですけど出場するんですか?

義男:えっ?

セレスパチャ一朗:オップス!

世界にはこーんな大きい

セレスパチャ一朗:夢を持った人が大勢いました。

セレスパチャ一朗:そして、僕は諦めず生きてきました。

義男:えぇ。頑張ってますね。

セレスパチャ一朗:ハイッ!

外国人の僕が日本で会社を企業すれば1500万無利子無担保で貸してくれたんです。

ジャパニーズドリームです。

今の僕に競艇は必要ありません。

だから出場はしません。

義男:順調そうですねぇ。

パチャくんが元気ならそれで良かったですよ

えぇ。

セレスパチャ一朗:アノ?

ちょっと待ってください。

Mr.岸田川は僕が出場するって言ってるんですか?

義男:えっ?まぁ、彼はそう思ってますねぇ。

セレスパチャ一朗:オップス!(僕が出場すればウソつきにならない…?)

セレスパチャ一朗:ソーリー。ちょっとケンさんと相談して決めたいと思います。

オップス!

今度ツイキャス生配信しようと思っているんで良かったら参加してください。

義男:えぇ…。



#126で書かせて頂いたU字工事さんのギャンブル飯平和島編が6/19にアップされていたのでご紹介させて頂きます。炒飯をお箸で食べるお姿は圧巻でしたし、次回公開分でワシがチラッと映ってると思いますがそれはまた別のお話し。

おしまい