#41 ありがとうの花束を 作:義男

オールインエスケープの義男です。

昨年、このブログに心打たれましてねぇ。

https://note.com/pieceisland/n/n71818020fa0b

何度も読み返して切なさと愛しさとアレがいっぱいあるんだなぁと思って涙してしまいました。

私もそんな作品をもう一度読みたくてよねさんにオファーさせて頂いた次第であります。

ゴールデンウィーク期間中にまた読み返したくなるような作品を意識して作りました。

今回は私から涙のリクエストで優勝回数ベスト3モーターをよねさんの視点でざっくばらんにお話しをして頂いたのをオールインエスケープ名義の作品として発表させて頂きます。まずはランキングの発表からです!

優勝回数ランキング(4月末時点)

1位   3回   28号機

2位   2回  65号機 ・ 51号機 ・ 16号機

3位  1回  合計21基(69号・59号・39号他)

(流行りの23号機に関しては優勝回数0回です。)


はい。ご無沙汰しております。よねです。

身の丈に合わない立場ではございますが、優勝回数上位モーターの感想を喋らせて頂きます。

ララーナさんよろしくお願いします。


聞き手:ララーナ

「アザブジュバーンでフロニジャポーン。ハジメマシテ、ガッテム。ワタシはララーナよ。よねさん。アナタ今回なにしゃべるデスカ?」

よね「あっ、はじめまして。よろしくお願い致します。えっーと、イメージ的には・・・。卒業論文みたいな感じですかね。」

ララーナ「卒業論文?ナニそれ?」

よね「・・・。」

ララーナ「あなたヘイワジマの予想する人でしょ?なんて義男に言われたの?」

よね「・・・。なんか、去年のアレみたいな感じのを作るからなんか喋ってくれって。文章は自分がまとめるからって・・・。」

よね「とりあえず喋りますね。」

ララーナ「あなたヘイワジマの予想全然当たらないじゃない!

よね「・・・。えぇ。まぁ。はい。」

ララーナ「マリコが言ってたわよ!予想と文章書く力は違うって!!」

よね「あっ、本当にそう思います(笑)予想も文章も素人に毛が生えたぐらいですから(笑)」

ララーナ「それじゃガンバリマショ~!!」

よね「・・・。」


【28号機】優勝回数3回

8月に2節連続優勝(長田選手8/10~8/16是澤選手8/19~8/24)の活躍をした28号機も1月21日~開催の関浩哉選手まで優勝が遠ざかっていました。その間、平和島的に歴史を刻んでいる(開催時期がバラバラ)トーキョーベイカップ(2022年10/11~10/16)でも使用されて、初日の福来剛選手の展示を見たら抜群に素晴らしくてグッときたのが個人的には一番印象に残ってますねー。

この時、舟券とモーター相場的に福来選手に大変期待をしていましたが結果は予選落ち。期待と引き波を越えていかない28号機の限界値を見た気がしました。

そして、「乗り心地が悪い」とか「出足が来ない」とか選手の勝てなかった時の言い訳を聞かなくても2連対率が40%以上と高い割にはパッとしない。イマイチ本気で付き合えない。そんな時期が長かった気がします。

そして、先ほどもお話ししましたが、2023年1月21日から使用した関浩哉選手が夏場の王者だった28号機を立て直して優勝してくれたのはまさに冬のファンタジーでした。

久しぶりに優勝した28号機でしたが、そこから関選手以降 6節使用しましたが乗り手に恵まれてない割には勝率は変わらず40%台をキープしており、平和島素人の方に「優勝回数最多モーターだお。」と、あえてわざとらしく教えると飛び付く可能性が高い一基かなぁと勝手に思ってます。

28号機の2連対率     この時Top。
7月19日44% 65号機76.4%
8月30日50% 65号機52.1%
9月27日45.8% 68号機48.5%
11月11日44.5% 45号機46.9%
12月25日42.3% 11号機48.4%

1月31日43.3% 69号機48.8%
2月28日44.4% 69号機51.0%
4月21日41.2% 62号機47.2%

(抜粋時期は適当で開催日の初日データです。By義男)

優勝回数の話しでは話題の中心になる28号機ですが、現状はスリットからも特別目立つ事も無く、なんなら過去にそんなレースを見たかどうかもパッと思い出せないあたりがまるで、オリジナルラブ田島貴男がPVの時だけ魅せる一瞬のダンスこそ、これに似ている気がします。

野球の打順とポジションを意識した

真理子のSGクラシック前検情報では

【中継ぎ】評価でしたね。

踏ん張れ28号機!!

お前さんはリリーフだ!!

ララーナ「オーマイガ~」

【65号機】優勝回数2回

初おろしから4節連続でA級選手が使用して機力を安定的に上積み。早くも2節目の鈴木勝博選手が5コースから捲って2勝したその足は平和島ファンをその気にさせたよね。また、同節の鈴木勝博選手のイン戦では4回中2回(6着2回)も着外になる想定内の結果にワシはじゃじゃ馬っぽい荒々しさ=65号機の印象を持つことになりました。

舟券的に序盤は有り難かったね~。

で、同じ時期に①桐生順平(30号機)VS④小阪宗司(66号機)の優勝戦がありましたね。皆様は記憶にございますか?この対決に勝利した66号機65号機が今後の平和島を代表するモーターになるかと注目していましたが、その頃台頭していたのは62号機68号機。初代王者16号機はこの頃、動きが悪かったので毒島選手の偉大さを感じた平和島ファンはいたんじゃないでしょうか。

16号機に関しては後程個別に喋らせて頂きます。

ちなみに、同時期に活躍していた2022年9月末のカド逃げヒラノカズアキ14万舟の立役者13号機も使用後3ヶ月後あたりは2連対率45.2%あり、過去の名機13号機を連想させてくれましたが、淡い期待を含んだファンの花火は一瞬で散りました。現在の2連対率は37.8%に落ち着いています。

はい。

65号機目線で見ると華の60番台同部屋ライバルモーターの活躍が目立つなか2023年3月16~第58回ボートレースクラシックで土屋智則選手が優勝した事で65号機2022年平和島モーターにおいて確固たる地位を確立しましたよね。

当店、獲得賞金No.1モーターだ。

65号機は選手目線で言うと稼げるモーターだよね。やっぱり動きが強いよ。←新しい表現

なんかサッカーの中田英寿のドリブルを思い出します。あの、なかなかボールを奪われないあの感じが65号機ぽいなぁ。(個人の感想です)

真理子の前検情報では球威で勝負できる【守護神】評価でしたね。

ララーナ「ワォ!スゴイ!みたいな感じね!ワォ!」

よね「さすがですね~。ララーナさん。えぇ、イタリア代表ですとビエリみたいな感じですよ!」

ララーナ「・・・。ヘェー。」

よね「・・・。」

次!

【51号機】優勝回数2回

6月の初おろしからさほど記憶に残る活躍が無かったノーインパクト51号機。佐藤翼選手節間1勝(2022年9月15~)しかできず苦戦している感じなのに、翌節の仲航太選手節間4勝を挙げて自信満々にそこそこ走っている姿を見て「あれは俺たちの知ってる仲航太じゃない」と強い違和感だけが残ったあの日の夕暮れ。

51号機最大のハイライトは2023年1月3日~新年一発目の東京ダービーで優勝した濱野谷憲吾選手に尽きますよね。後にも先にもヘルメットの中身が怪しかった仲航太選手と51号機最後の優勝になるであろう2023年2月1日からの4日間シリーズで優勝した中里英夫選の活躍はしっかり覚えています。中里選手は2コースから差して1着。前付け4コースから差して1着になり、予選4勝で4日開催の節間得点王の活躍でした。

優勝戦もしっかり逃げて優勝した51号機中里英夫選手でしたが、ワシは濱野谷選手の残り香を感じて、ただただ薄目で①が逃げるレースを眺めていたのはここだけのショナイだ。

真理子のSGクラシック前検情報では【ベンチ外】の評価だった。

ララーナ「オー。なんかかわいそうね。ナカザトはユウコでしょ?

よね「はい。そうですよ~。」

現在、51号機は35.4%です。濱野谷選手が優勝したあとが36.2%の2連対率でした。By義男

【16号機】優勝回数2回

初おろしから競艇名人毒島誠選手が2022モーター3周最高タイム1.47.7を計測した初代優勝モーター16号機。ちなみに2位のタイムは第58回ボートレースクラシック(2日目)に1.48.1を計測した69号機(山田康二選手)だ。

前節のBTS黒石開設14周年記念・ウェーブ21杯(一般戦)の初日に4コースから捲り一撃。2コースから65号機を差して1着。6コースからチルト+0.5でも鋭い捲り差しで1着。

久しぶりに選手に恵まれて生き生きしている感じがした16号機。

義男「これには裏話がございまして、全て書き終わっていたので優勝戦の結果次第では順位変動を内々に処理するかどうかを優勝戦の早朝から会議をしていました。オールインエスケープ社と致しましてはWBCばりの興奮があった優勝戦でございました。」

(⑥65号機イケー!!)

よね「クラシックの時の真理子ちゃんの前検情報良かったですよねー。ワシも真似してみます(笑)」

これまでの評価と残り2節となった印象を野球で例えてみたいと思います。

16号機

走A攻A守A →走S攻A守S

ずば抜けて良いわけじゃないが安定感がある。

62号機

走S攻A守B →走S攻S守A

一撃の魅力と道中の安定感がある。

69号機

スリットから他挺を寄せ付けない一撃が魅力

良い時は走S攻S守Bだったが

海老澤選手の前半は走B攻B守C

みたいなポテンシャル程度に感じました。

パワプロならケガしてんじゃんね(笑)

後半は走S攻A守Bぐらいまで戻ってきた感じがありました。

とりあえず最終日、海老澤選手の4着以上条件のA級勝負駆けを2着で無事に成功。

69号機のポテンシャルは残り2節も楽しみです。

ちなみに69はノビるけど回り足がクッソ重たそうな時がありましたよね。ハンドルが重そうな中古車みたいに感じたのは懐かしい思い出です。その頃、Twitter名でうずらさんって方がいらっしゃるのですが、この方は本当に舟券上手で回り足を見るのが得意な方にワシの感想で「ハンドルがクソ重い中古車アルトみたい」って言ったら笑ってくれたのもよき思い出です。

うずらさん元気にしてますか?(´- `*)

アルトが新しくなりましたよ。

新型アルトです。

ワシなりに1年間平和島開催の初日はだいたい現地に行って見てきましたが毎節、良かったり悪かったり色々思うことはありますが、大事なのは「あれがエース機だ!!」と意見をコロコロ変えない事だと思います。

大事なのは、相対評価。

どうしても結果に左右されますが、冬場の69号機は6コースから自力で勝てるぐらい凄かったしあの時期は本当に強かった。一番エース機のイメージに近いモーターです。

ただ、その前は62が良かったし、平和島番記者さんが最初に62号機をエース機に認定したあとすぐ、すぐよ(笑)手のひら返しで69号機が当地エース機!と鞍替えしたあたりはファンからしたら告白するタイミングを間違えたな。と思いました。

間違っても終盤になった今、コロコロ意見を変えるべきじゃないよね。

誰かが65だ!62だ!23だ!16だ!とか言ってきてもそれはそれで間違いじゃない。

最後は誰もが納得するエンディングがあるハズだ。

温水パイプが外れてまた印象や雰囲気が一部変わりましたが、平和島公式には腰を据えて一番凄かったモーターは何だったのかを思い出して美化して欲しいと思ったりもしています。

上田紗奈選手や海老澤選手の調整がダメだったからって意見を変えなくても良いのかなと個人的には思っています。

きっと最後は復調すると信じて見守るのもファンとしては一つの楽しみ方ですよね。

それを公式がバッサリ69失格の烙印を押したらまたワシはアレには愛がないと感じる事でしょう。

調整が上手い選手や腕がある選手が乗ればしっかり活躍するし、ここまで酷くなった69号機を復調させられるかは平和島の整備士さんの本気も試されるよね。

2年前と同じで最終節の最終日に当時のエース機評価の56号機を使用した俺たちのガッキーこと今垣選手が「ようやくエース機っぽくなってきた」って発言してくれた事で公式は56が当地エースの称号を手に入れました。

でも、この先はない。

使い納めだからね。

62号機がエース機だとかやっぱり69号機がエース機だとかSG優勝した65号機なのか。

それとも・・・ね。

うやむやにするか(笑)

ララーナ「ワァーーーォ。」

よね「捲れないモーターはエースじゃない!!

これは昔からの普遍的価値観だろう。

ララーナさん違うかい?

ララーナ「オー、イェース、イエース。」(頷く)

グダグダ喋ったけど別に62、65、69の華の60番台をトリプルエースと誇称しても良いし三本柱と名付けても良いと思うし、出来れば【新御三家】と付けたいが、どう付ければ良いか頭を悩ませるのは時間がもったいない。

ワシは勝って欲しい時にチームを勝たせるのがエースだと思ってます。

ララーナ「オーグレイト!!オップス!それ、ベースボールじゃないノ?

今,平和島ファンの真価が問われています。

見せましょう、平和島の底力を。(スタンド取り壊す。工期5年)

見せましょう、競艇選手の底力を。(裏切り)

見せましょう,競艇ファンの底力を。(赤字収支)

見せましょう、スリットからの底力を!!(高配当)

見せましょう。アレの底力を!!!

以上です!

おしまい。


オップス!

オーマイガ~。よねサン。

ララーナ「最後のアレってナニ?」

ララーナ「最後のアレってナンナノ?」

よね「・・・。田島貴男のダンス。照」

ララーナ「ワォ!!クレイジー!よねクレイジー!!!」

(28号機に頑張れとは言っていません。)

義男「よねさん、やっぱりアレですよね。涙」

(花束を差し出す)

義男「ありがとうございました!素敵な作品が出来ましたね!1年間お疲れ様でした。」

真理子「次節は5/4から第46回京急電鉄社長杯です!」

これから次回作の準備しなくちゃ!!

真理子「よねさんありがとうございました!!勉強になりましたし、めちゃくちゃ楽しませて頂きました!!」

真理子「あの~。この場をお借りしてこのサイトを閲覧してくださってる方におかれましてもいつもありがとうございます!!これからも知ってる人だけ楽しんで頂けるサイトを目指してます!!」

これからも精一杯書かせて頂きます!

(がんばれ私!!)

ララーナ「アリガトウゴザイマッタ!」

おしまい。