第6章 祝儀

モーターに関してなんとなーく2連対率が高いけどそれぞれの足の雰囲気が違う事に気づき出した頃の話しです。

当時から1人の目よりも2人の目って事で予想屋さんや平和島公式ホームページの情報も頼りにしながら立ち回る事になる。

いつも100円たまに200円。

ある時、予想屋さんの予想とワシの意見と予想、平和島公式の予想とワシの意見と予想が異なった。

やっぱりワシは見る目が無いんだよなぁ。

なんとなくおしゃべりしながら予想屋さんからは「自分の思った所を賭けなさい」的なニュアンスを言われたので100円払って戴いた情報よりも自分の「見え方」を信じた。

すると

5万舟が当たった。

200円持ってた。

今思えば不覚にも買い目、金額、しっかりと話していた。

素人同士でも仲良ければ缶コーヒーや1000円程度の「祝儀」を渡すぐらい2022年のワシは理解している。

予想屋さんはガッツリ祝儀を求めてきた。

ワシは笑って誤魔化そうとしたが敵の目はマジだった。

「お前に情報渡したよな?」

「今まで散々話ししたよな?」

こんなニュアンスでグゥーっと詰められた。

「大きく当たったら祝儀を渡すのが常識だ」

こんなニュアンスでグゥーっと詰められた。

ワシは次の予想を買わせて貰った時に1000円を祝儀代と予想代(100円)込みで渡した。

ーなんか感じが悪かったー

なんで予想屋さんの予想で儲かった訳じゃないのにオヤジに祝儀渡さないといけないんだよ。

こんな事がキッカケで予想屋さんとは距離を置くようになる。

自分から近づかなければ、関わる事はない。

嫌な気持ちはしばらく続いたが「自分はもう自立した。」

そう思うようにした。

高配当が出そうなレースは人の意見に左右されずに自分の意思をしっかり持つこと。

それとインが怪しいと思ったら外からの展開を拾う気持ちだけはしっかり持とうと思った瞬間だった。

そして

荒れたって言葉は好きじゃない。

そんな言葉に共感してくれる師匠に出会う事になる。

第6章完 第7章 テレボートに加入

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