#19 愛に賭けろ第2章

タイトルは「愛に賭けろ」

第2話までの登場人物を紹介します。

・真理子(主役)30歳OL

・義男(真理子の上司50歳)

・正人(真理子の弟25歳)

・一平(30歳)・秀樹(40歳)

・美智子(30歳)・今日子(40歳)

前回の振り返り

ボートレース戸田の買い方を義男に教えて貰った真理子。3が捲って2を残す舟券スタイルを意識して買った戸田優勝戦。3-2=145と①は買うべきだと言う義男の教えで3-1は流して買ったが結果は3-6-2の8万舟。義男に6を切って外した事を伝えると「なぜ流さなかったんだ!?」と激怒されて退職を決意。私の人生どうなっちゃうの?

展開予想は当たらなくても舟券は当てて行きたい。

第2章 ワタシのおまじない

仕事は行かないの。だって私辞めたんだもん。

真理子「チャーハン食べたいなぁ。」

お腹を空かせていた真理子は昼御飯にチャーハンを作って食べようと決意する。

真理子「あっ。そう言えば秀樹さんがチャーハンって言ってたなぁ。笑」

電話が鳴る

ブーン。ブーン。ブーン。ブーン。

2回目で電話に気がついても5回目で電話を取る。相手は先輩の今日子さんだ。

今日子「真理子!!元気?仕事辞めたんだって?」

真理子「はい。先週、モータージャンル一覧を美智子に引き継ぎして会社を退職しました。今日子さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。」

今日子「また突然辞めたからビックリしたよ。なんで辞めたの?」

真理子「あっ、、なんとなく仕事に疲れちゃって。ちょっと違う仕事したいなぁって思ったので。」

今日子「真理子ちゃん。あなた本当は戸田より好きな場所があるんじゃない?」

真理子「えっ?ボートレースですか?私は全然ダメですよ!6切って外すし。笑」

今日子「それってさこの前の優勝戦?」

真理子「あっ。たぶんそうです。」

今日子「真理子ちゃんよく③から買ったわね。私は尾嶋信頼で①から買って外したわ。4が捲りに来ると思ったから1-24-245を買ってたんだけどハズレw」

真理子「今日子さんって戸田の2コースの差しは残して買うんですね!」

今日子「当たり前じゃん~!①が飛び付いたら差せるでしょ!」

真理子「そうですよね。普通に差しが届かなくても展開で②が頭の時もありますもんね」←素人

今日子「真理子ちゃんさぁ、どっか1つの場所を極めて常駐してみたら?」

真理子「えっ?私がですか?無理です。」

今日子「全集中!常駐よ!ガンバレッ!」

真理子「えっー。」

今日子「ちょっとお小遣い稼ぎのつもりで明日から平和島あるから行ってみたら?」

真理子「ヘイワジマ?あっ平和島ですね。」

今日子「なんかあったら舟券の相談してー!明日から頑張ってねー!」

真理子「あっ、ちょっと、」

ツーツーツー。電話が切れた。

真理子「チャーハン冷めちゃった」

チャーハンチャーハンチャーハンチャーハンチャーハンチャーハンチャーハン・・。

真理子「おまじないかっ」

第2章 ワタシのおまじない 完

Next最終回 カドから擦って捲ってくれ!

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